「言ったら離婚と思っていた」 不妊手術強制され妻にも言えず 「旧優生保護法」最高裁弁論【news23】｜TBS NEWS DIG
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- Опубликовано: 27 май 2024
- 障害などを理由に不妊手術を受けることを強制した「旧優生保護法」。10代のとき、知らぬ間に不妊手術をされ、長年、妻にも打ち明けることができなかった男性が29日、最高裁の法廷に立ち被害の深さを改めて訴えます。
■「悪いところがあるかもしれない」と病院に連れていかれ…
北三郎さん(仮名・81歳)
「(歩くのは)まだ億劫ではない」
こう語るのは、都内に住む北三郎さんです。
一人暮らしとなった生活を彩ってくれるのは、趣味の造花だといいます。
北三郎さん
「手先が器用で、これはいけるなと思い、無我夢中で作っていたら、こういう風になった」
北さんの人生が大きく狂ったのは、14歳の時だと話します。
北三郎さん
「もうどうでもいいやって。道外れて悪い方面に突入しちゃった」
家族と折り合いが悪く、学校で喧嘩も絶えなかった北さんは、中学1年の途中から児童福祉施設で暮らすことになりました。
ある日…
施設の職員
「悪いところがあるかもしれない」
突然、施設の職員にこう告げられ、病院に連れていかれました。
麻酔を打たれ、意識は朦朧。気づいたときには、下半身の痛みで歩けなくなっていました。
騙されて不妊手術を受けたのです。
北三郎さん
「万感の怒りですよ。恐ろしくなって施設を早く卒業したかった」
60年ほど経った2018年、報道をきっかけに、それが「優生保護法」に基づいたものだったと知りました。
旧優生保護法 第一条(一部抜粋)
「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」
戦後まもない1948年から1996年までの48年間続いた旧優生保護法では、障害のある人などに、本人の同意のないまま不妊手術をすることを可能としました。
北三郎さん
「(自分には)障害も何にも別にないのに、なぜやるのか。全部調べて戦ってやるという気持ちだった」
■“20年訴えがないと賠償が認められない制度”を使い国が上告
手術を受けた人は全国で約2万5000人います。
北さんら被害者たちは、それぞれ国に賠償を求める裁判を起こしました。
このうち北さんの裁判では、2022年に二審で勝訴しました。東京高裁は国策として「強度の人権侵害を行った」と国を断罪し、賠償を命じたのです。
北三郎さん(当時)
「涙でもう(判決が)見えないです」
しかし…
松野博一 官房長官(2022年当時)
「上訴せざるを得ないとの判断に至りました」
国は、不法行為があっても20年訴えがないと賠償が認められない「除斥期間」という制度を理由に上告しました。
一方、北さんら被害者たちは情報不足や差別への恐れから、すぐに提訴できなかったと訴えていて、最高裁では5月29日に双方の意見を聞く弁論が行われます。
これまで5つの訴訟の高裁判決では、4つの裁判で被害者が勝訴、1つの裁判では敗訴と、司法判断はわかれていて、最高裁大法廷がどのような統一判断を示すかが注目されます。
■亡くなる直前に「すまなかった」 妻との最後の会話
北さんには40年以上連れ添った妻がいましたが、約10年前、重い病気で入院しました。
それまでは、不妊手術のことを打ち明けていませんでした。
北三郎さん
「(不妊手術を受けたと)言ったら離婚じゃないかと思っていた。去られるのがやっぱり怖かった」
知人の子どもをよくかわいがっていた妻。
亡くなる直前、病室で北さんは自分が強いられた不妊手術を告白しました。
北三郎さん
「すまなかったということで、手をついて謝りました」
しかし妻は、北さんを責めることはありませんでした。
北三郎さん
「『しっかりと食事だけはとってくださいね』と言われて、その食事(習慣など)を今、守っている」
北さんの体だけを心配した妻。夫婦の最後の会話でした。
長年、妻にも打ち明けられなかった強制不妊手術の被害。
北さんは「二度と過ちを起こさせない」という思いで、裁判では包み隠さず話すことを決めました。
北三郎さん(妻の納骨堂前)
「『今度来た時には良い報告もってくるからね』と女房との約束」
“亡き妻のためにも”と、北さんは5月29日、最高裁の大法廷に立ちます。
■「裁判任せではなく、救済・償いをするための立法を」
小川彩佳キャスター:
改めてこんなに恐ろしい、おぞましい人権侵害があったのかと思います。北さんがたどった道ですが、この旧優生保護法の問題をどうご覧になっていますか。
ジャーナリスト 澤康臣さん:
この裁判は当然注目すべきだし、血の通った判断を期待したいです。同時に、国がやるべきことは、裁判任せではなく、救済・償いをするための立法をすることの方が本筋ではないかと感じます。
5年前に定められた320万円という額では、限界もあります。遥かに大きな賠償が認められたケースもあるわけです。それをもっと多くの方に、より手厚く救済できる法律を作ることの方が本質だと思います。
そもそも裁判も大変です。段取りでいろんな手続きをしなくてはいけません。裁判所に行くのも大変です。これは限られた人しかできない手続きだと思います。
小…（newsdig.tbs.co.jp/list/articl...
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普通に奥さんが可哀想じゃね？
知らぬ間にっていうのがこの話の本当に怖いポイントだと思う
国が北さんにした事と、北さんが奥さんに黙ってたことは別な気がしてコメントしました。
奥さんの人生は北さんの人生ではないので、離婚されるのが怖かったかも知れませんが、少なくとも奥さんが子どもが産めそうな年齢までに事実を言うべきと思いました。発端が北さんのせいでなくても。
死ぬ間際に、実は…と、それを聞いた奥さんのやり切れない複雑な感情を想像した時、ニュースを見てる側もやり切れなさでここの多くが奥さん可哀想だと言っているのだと思います。
もちろん北さんが被害者なのは重々承知ですが、奥さんに黙って結婚したり死ぬ間際に事情を告げたりそれは勝手だ…みたいな。
まあ、ニュースを見た感想はそれぞれですよね。
いや奥さん騙してたんじゃん
亡き妻の為にもって意味がわからない
奥さんの人生を台無しにした自覚はあるのかな？
そこよね。この人の場合は。
奥さんは子供を欲しかったかもしれないのに!黙っているのも逆に罪作りだと思います!自分が逆の立場なら最初から結婚しないし。結婚詐欺にあったようなもんだな～奥さんが可哀想。国も悪いですがいろいろな時代背景もあっただろうし～難しい問題だな💢
それでさ子供が障害児だったらどうする？ たとえ健常者様同士であっても軽度知的とか境界知能、発達障害とかで苦しむのもある。(自分もその軽度知的)
この人の場合は論外かもだが、昔家父長制や男尊女卑が深刻で女性が数人以上産ませられて酷い扱いしていたからな。今思うと男が女性の反出生に口を出せるようなもんじゃない
当時の世論がそういう感じやったんやろうな
この人の障害は何？何が原因なんだろう。奥さん子供欲しかっただろうに😢
不良行為多発で家族に見放され中1で児童福祉施設入所とあるので犯罪性向が高いとみなされたのではないでしょうか？
@@28nyan48あーそれ3年前ぐらいにニュースにしていたやつ。まだやってんのかあの人
奥さん死ぬ前に報告て、奥さんに対してはある意味騙して結婚した訳だしすべて自分本位だな。奥さんかわいそう。死後があるとしたら、奥さんに顔会わせづらいだろうし、死ぬ前にか…
ちょっとネットで調べてみたら、手術は本人には知らされてなくても、１ヶ月前に両親が教護院に現れたときに承諾したらしく、そのためずっと恨んでいたとのこと。
また、この動画では預けられたのは（広義の）児童福祉施設となっているが、実際のところは教護院（現 児童自立支援施設）。
被害者としての側面ばかり過剰に焦点を当て、保護者が承諾していたという肝心な部分を故意に省く偏向報道。
教護院の定義↓
不良行為をなし、または、なすおそれのある18歳に満たない児童を入院させて、これを教護することを目的とする児童福祉施設。
最高裁は、賠償金は税金だからと安易に認めないで欲しい。
以前見たニュースではこの方は行動不良で親が施設に入れている。 おそらく親の同意が有って手術をさせてると思います。
死ぬ間際に奥さんに伝えて本当に奥さん可哀想 奥さんを騙して続けていた。 そちらの方がひどい。
いろいろ意見や賛否両論があると思いますが、不幸な子供を世に出さない為にも、何より障害者本人の為にも旧優生保護法は必要だと思います。
北さんは奥さんに強制的に不妊手術を受けた事を告白できなかったのかもしれませんが、結果的に奥さんを騙してしまったのは事実でしょう。
とにかくデリケートで難しい問題です。
亡くなる直前まで奥さんは真実を聞かされてなかったってことはそれまで奥さんの不妊だと決めつけられて周りから責められたり検査を強いられたりはしなかったのかなーって考えるとそれが吉でもあるし凶でもある。ずっと真実を明かされていなかったのはいたたまれない。 特に昔は不妊原因は女性が原因みたいな風潮だったと思うし、今回はケースがケースだけれど、奥さんが1人悶々としていたかもしれないとすると本当にやるせない。けど旦那さんも責められない。難しい。。
もう三権分立も怪しいからなぁ。
もうこの国は人権もクソもないよね。。
どこの国も一緒
@@capital3908アイルランドや東南アジアはまだ救いがあるけど日本や中東とかは女性が人権が無いのはマジだもんな。
これ不妊手術ってなってますが睾丸摘出によって易怒性を抑えようとしたんじゃないですか？
以前勤めていた精神科にて昔そういう事があったと聞きた事があります。
奥さんは奥さんで一人悩んでたと思うけどね。。。
親も承諾したんでしょう。親を恨みなよ。親への恨みは無いの？
保護者が了解したんでしょ。親を恨みなよ
弁護団の名前をググると。。。？
除斥期間または消滅時効の適用が争点なのであり、障害者差別の有無が争点ではない。意図的な報道はよろしくない。
日本人は人権という概念は理解できない
ケンカや不良行為の処罰扱いでの厳しい対応なら、平和憲法として人権侵害を超えてくる見方もある
言えることは、性被害を受けた女性がいなかった
北さんのこと非難してる人は間違ってるね。性的な部分のことである上に、不妊手術を強いられただなんてプライバシー満載なこと、奥さんだとしても言いにくいだろうよ。自分が北さんの立場だったらってことを考えてみろよ。悪いのは「法律」だろ。北さんら被害者を叩いてどうする。
その通りです。被害者を責めるのは狂ってる。
その通り！！
奥さんの人生はどうでもいいし旦那様の人生の方が最優先だもんね！
そもそもこんな法律がなければこんなことになってないだろうからね。北さんを責めてる人は優生保護法ありきで本人がどう立ち回るかについて非難してるのだろうけど、黙ってひどい仕打ちをするのと、ひどい仕打ちを受けたことを黙っているのは違うと思うな
奥さんは北さんによる被害者じゃなくて優生保護法による被害者と考えてもいいと思う。そう思えない人がいることは仕方のないことなのかもしれないが
本当にそう。この国の人たちに蔓延する被害者叩き言説にうんざりする。
@@user-qh5uo8ti1x どのような思考回路でそうなったのかはわかりかねます。
言いたくない気持ちも分かります。
言えなかったのでしょう。
2000円くらい払っとけ
B型肝炎も国が注射を使い回しとかであったな
嫁の方が 不妊処置されたの？
いや違う。この本人が
@@takeongai2012N 去勢されたの？
@@user-dj6xu4zb2l どうやら問題行動をして親から依頼で不妊にしたらしい。
@@takeongai2012N だったら 報道の主権は 親の親権だろうから
親が亡くなったから いけるとでも考えたんかな
@@takeongai2012N強いて言うなら 4:45 謎すぎる 子供のツーショット
養子か 孤児の引き取り？なのか
今ここに黙ってたのは悪いと発言している人たちは共感力低すぎないか？ある日突然麻酔打たれて強制手術されて見た目には分からない障害を負ったらそれを親しい人に公表しながら生きるのか？
共感能力が低いか高いかは正直私には分からないけど、子供がほしい女性目線にしか共感してないんでしょうね。
このような仕打ちを受けた北さんの気持ちもそうですけど、自分が愛した人がそのような仕打ちを受けていたことを知った妻の気持ちに対してもそう。
先にに言ってくれれば結婚しなかったのに、そう思ったのだろうか？
それよりも何故旦那がこのような目に合わなければとか思ったかもしれないし
素朴な疑問だが北さんを非難してる人は好きな人が不妊だったら別れるのだろうか？それよりも黙っていた事実が耐えられないのだろうか？
当たり前だろ
世界にただ1人のパートナーだぞ
相手に敬意があるなら言うだろ